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上映作品紹介

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同好会会報「名画座」

報道に見る

名護シアター




































































沖縄本島北部唯一の映画館「名護シアター」を応援する

やんばる名画同好会


やんばる名画同好会会報

名画座

創刊号 2004.1.7 発行


◇1/17〜「コーリャ愛のプラハ」上映
◇1/27 やんばる名画同好会総会・懇親会

ごあいさつ

名護シアター館主 又吉良全


 この度、やんばる名画同好会に入会なされ、誠に有難うございます。このやんばる名画同好会が出来るまでと、名護シアターが出来るまでの経緯を少しお話し致します。

 私は映写技師として44年映画館に係わって来ましたが、25年前北部から映画館が無くなるのを知り、忍びない気持ちでした。それで、私は名護シアターを創設する事にしましたが、息子から、お父さんタイムスリップしているじゃないかと言われ、親友からは地方の映画館が消えて行く中、また、ビデオが普及しているのに、なんで今ごろ映画館を作るかと言われましたが、良いものは残そうと思い、同時に、この仕事につく時自分で映画館をやる夢があり、また、北部では自分でしか出来ないじゃないかと自負もあって、今までやって来ました。

 毎年毎年厳しく、時代の流れは、やっぱり川の流れの様に止められないかと思いながらも、なんとか映画館が継続できないものかと思って、一部増設もし、多目的ホールとして貸し出しもやってみましたが、ついに限界も感じ、カミさんと話し合って、今年で閉館しようかと思っている矢先、偶然、琉球新報の新垣さんが見えて、どうかと聞かれもう今年中に閉館しようかと思いますと答えたところ、翌々日の新聞の報道がなされ、各方面からがんばれの声や激励の電話等もあり、また、幾人かの人たちが来て下さって話し合いの中で映画同好会を結成しようと言うことに合なり、準備委員会が出来、ついに、ここにやんばる名画同好会が発足致した訳でございます。

 私としては本当に有難く、映画に対して同感下さる皆様方には心より感謝申し上げます。琉球の古典音楽に「我身つでみちど 他の上や知ゆる 無理するな浮世 情けばかり」という歌がありますが、今私はそういう心境であります。

 今後はこの会を地域密着形にし、会員の意見を取り入れ、楽しめる映画も良いけれど本当に感動する映画を多く上映し、皆様方に応える会にしたいと思っております。

 どうぞ皆様方、今後ともよろしくご指導の程、お願い申し上げます。

○臨時総会と懇親会のお知らせ○

 来る1月27日(火)に以下の日程で、やんばる名画同好会の第2回臨時総会と懇親会を催します。当日は古典音楽独唱会やカラオケ大会もありますので、時間のとれる方はお早めにお越し下さい。

  4:30 古典音楽独唱会〜入場無料
  5:00 カラオケ大会〜無料で歌えます。気楽にお楽しみ下さい。
  7:00 第2回臨時総会
  7:30 懇親会〜参加費500円

 総会の議題は、会則の決定と役員の選出です。昨年12月19日の懇親会の際、第1回臨時総会を持ち、下記の会則案を確認し、暫定的に運用しています。今回の総会で決定いたしますので、ご検討をお願いします。

やんばる名画同好会 会則(案)


(名称)
第1条 この会の名称をやんばる名画同好会とします。
(目的)
  第2条 会員相互の交流を図りつつ、名護シアターの維持発展のためにボランティア活動を行い、名画の上映を通して地域社会の文化の発展をめざします。
(会員)
第3条 この会は、映画を愛する人なら誰でも会員となれます。
(活動)
第4条 この会は会員によって次の活動を行います。活動は会員の自主的なボランティア活動とします。
    (1)名護シアターの維持発展のためのボランティア活動。
      〜上映映画の推薦、宣伝、友人・知人への紹介、前売り券販売など。
    (2)機関誌の発行。
    (3)懇親会など会員相互の交流を図る。
    (4)その他の必要な活動。
   (組織)
第5条 この会は次の組織を持ちます。
(1)総会〜総会はこの会の最高決議機関で、会員によって構成され、原則として年1回、会長が招集します。
(2)運営委員会〜運営委員会は、総会に継ぐ決議機関で、運営委員および事務局で構成され、月1回以上会長が招集します。運営委員はボランティア活動を積極的に行います。
(3)事務局〜運営委員会のもとに事務局を設け、会の日常的運営を行います。
(役員)
第6条 この会は、次の役員をおき、総会で会員の中から各1名を選出します。任期は1年とします。
(1)会長
(2)副会長
(3)事務局長
(4)運営委員長
(5)会計
(6)会計監査
(会計)
第7条 この会の経費は、会費、寄付金その他でまかないます。
    この会の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日で終わります。
(会費)
第8条 会費は年間1000円とします。会費は前納制とし、入会日から1年間を有効期限とします。
(特典)
第9条 会員は、一部特別上映をのぞき、名護シアターの上映作品を当日料金の200円引きで鑑賞できます(幼児料金はのぞく)。
(その他)
第10条 この会則の改廃は、総会で決定します。

 やんばる名画同好会第2回推薦作品

コーリャ愛のプラハ


 1996年 チェコ=イギリス=フランス合作
   106分
 監督:ヤン・スビエラーク
 脚本:ズディニェク・スビエラーク
 製作:エリック・アブラハム
 音楽:オンドジェイ・ソウクップ
 出演:ズディニェク・スビエラーク
    アンドレイ・ハリモン
    リブシェ・シャフラーンコヴァー

   1996年アカデミー外国語映画賞、最優秀脚本賞
 第9回東京国際映画祭グランプリ
 1997年ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞


 1988年、社会主義体制下のチェコスロバキアが舞台。今はくる日もくる日も教会で追悼歌の伴奏をするロウカも、かつてはチェコ・フィルの首席チェロ奏者だった。腕は今でも一流だが、すでに50歳をこえ、女好きの上に貧乏。弾きながら女性歌手のスカートを、弦でめくりあげたりする。それでも音楽家は独身であるべきだ、と一人暮らしを続けている。

 ロウカは謝礼金欲しさに子連れのソ連女性と偽装結婚する。しかし彼女はすぐに西ドイツに亡命、ロウカの許には5歳の子ども「コーリャ」が残った。ロウカはこのコーリャと暮らす羽目におちいる。

 チェコ語とロシア語、2人はことばが全く通じない。ガールフレンドや、ロウカの母親もコーリャを預かってくれない。ロシア人の子だからである。チェコ人のロシア嫌いも相当なものである。「プラハの春」の自由を、ソ連軍の侵攻によって奪われているいきさつもある。

 ロウカとコーリャが心を通わせていく過程に、当時のチェコスロバキアの社会背景がシンクロされていくことによって、この映画は歴史の中で生きている人間の日常を、じつに巧みにすくいあげている。

 プラハの街並や緑あふれる郊外の風景が美しい。そしてロウカの奏でるチェロの音がすばらしい。ドボルザークの曲が流れる。ラストには指揮者ラファエル・クーベリックによるスメタナの「わが祖国」の演奏も…。

 監督のヤン・スビエラークは32歳。4作目の本作品が数々の国際映画賞に輝き、2001年の「ダークブルー」も絶賛されている。ヤンの父であり、チェコを代表する俳優で脚本家でもある、ズディニェク・スビエラークがロウカを魅力的に演じ、脚本も手がけた。そして1年近くかけてようやく探し出したコーリャ役の少年、アンドレイ・ハリモンの愛らしくも見事な演技が世界中の観客を魅了し、アメリカでは30週以上のロングランとなった。

1/17(土)〜1/30(金)
前売り券900円/当日券1200円
同好会会員当日券1000円

上映時間
平日×2:004:156:307:00(終了8:15)
土日祝12:002:004:156:307:10(終了8:15)
※1/27(火)は、14:00のみの上映です。

○第1回推薦作品を上映しました○

 12月14日〜26日に、やんばる名画同好会推薦作品「酔っぱらった馬の時間」「アフガン・アルファベット」の上映がありました。期間中、247人の方がご覧下さいました。
−アンケートの感想より−

◇酔っぱらった馬の時間

・必死に生きている子供達を見て、生きることの大切さを強く感じた。(20代)
・トラックの荷台の子供たちが歌う歌が、きびしい現実を伝えていたが、子供たちの目 はとてもきれいだった。(30代)
・観て良かった。もっと多くの、特に子供たちに見せたいな。(60代)
・雪がふって、小さい子が、ないたみたいにみえた。(10才未満)
・5人きょうだいが助けあって、思いやりを持って生きている姿に胸を打たれた。現実 を突き付けられて、私はその重さに、どうしたらよいのか戸惑ってしまった。
・自分が生きていること(生きられていること)を、当たり前だと思っていることを、とても高慢に感じた。目からウロコが落ちた。(20代)

◇アフガン・アルファベット

・顔を布で隠していた少女が、最後に顔を洗ったシーンは何故か涙が出てしまいまし た。(20代)
・「教育って何?」と思いました。コーランを一心に読む子供、「ab(水)」と一心に叫び唱える子供、頑に顔を隠そうとする女の子、その女の子にブルカをとらせようとする女性教師…。(20代)
・本当の学習って何でしょう。あの真けんな 目が痛く感じます。(50代)
・どんな状況にいて、何が必要とされているかは、ニュースでは見えてこない。アフガンも大変な状況にいて、その中でも女性や子どもがもっと大変な状況にいる。どの社 会もよわい(?)立場の人が、追いやられるな、と感じた。(20代)

名護シアターこれからのスケジュール

1/10(土) ⇒ 1/16(金)
エデンより彼方へ
トッド・ヘインズ監督
ジュリアン・ムーア主演
1/17(土) ⇒ 1/30(金)
コーリャ愛のプラハ
 ※同好会推薦作品
1/31(土) ⇒ 2/
未定
※1/27(火) やんばる名画同好会 総会・懇親会16:30〜

■編集後記■昨年11月21日に発足した「やんばる名画同好会」は、第1回の推薦作品上映も好評のうちに終え、1月6日現在会員数154名となりました。今後も、会員はもとより、映画ファン、地域の皆様の期待に答えられる様に活動して行きたいと思います。
やんばる名画同好会のホームページ
http://yanbarumeiga.infoseek.ne.jp/