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上映作品紹介

同好会会報「名画座」

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名護シアター




































































沖縄本島北部唯一の映画館「名護シアター」を応援する

やんばる名画同好会


やんばる名画同好会会報

名画座

第11号 2005.8.1 発行


「ゴーヤ−ちゃんぷるー」「赤いランプの終列車」「ギターを持った渡り鳥」「透光の樹」「リトル・バーズ」「恋に落ちる確率」

やんばる名画同好会第11回推薦作品
第56回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品
第28回トロント国際映画祭正式出品

陽のあたる場所から


あなたの凍えた心を
   きっと、あたたかな陽が包み込む――

監督:ソルヴェイグ・アンスパック
出演:エロディ・ブシェーズ、ディッダ・ヨンスドッティル
2003年/フランス=アイスランド=ベルギー/90分

『天使が見た夢』でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したエロディ・ブシェーズ。無力さに戸惑いながらも強く成長してゆく女医のコーラを繊細に演じる。

人はどこまで人を救えるのでしょうか  研修医のコーラは、何も喋らず名前も身元も分からない女性患者の担当になった。頑なに心を閉ざした彼女を何とか救いたいとコーラは賢明に話しかけ、つき添う。やがて二人は会話ができないにも関わらず、次第に心を通わせあうようになった。そんな矢先、彼女の身元が分かり、故郷へと連れ戻されてしまう。ロアを救えるのは私しかいないと、コーラは一人アイスランドへと旅立つのだが…。

アイルランド詩人のディッダ・ヨンスドッティル。心にもろさを持つ女性・ロアを体当たりで演じる。

8/6(土) 〜19(金)
上映開始 14:00/16:15/18:30
名護シアターにて上映
前売券 900円/取扱い:名護シアター、コープおきなわ各店、ブックボックス名護店

名護シアター 充実の上映作品

※上映時間は、当日の新聞をご覧になるか名護シアターへお問い合せ下さい。
※上映予定は都合により急遽変更になる場合がございます。

ゴーヤーちゃんぷるー

2003年/日本/114分   7/23(土)〜8/5(金)特別上映につき通常料金と異なります

監督:松島哲也
出演:多部美華子、風吹ジュン、武田航平、大城美佐子
企画:森田健作・福山龍次

 沖縄を舞台にした映画やテレビドラマが多くて、最近は食傷気味の声もあります。「ゴーヤーちゃんぷるー」という題名も、沖縄では何となくぱっとしない印象を与えてしまうかもしれない。しかし、名護シアター館主の又吉さんの、この映画はなかなか良かった、の感想を聞くと、そうか……、とチェックせずにはおられない。
 学校でのいじめをきっかけに引きこもりになってしまったひろみは、インターネットの掲示板で知り合った「ケンムン」と名乗る青年を訪ねて西表に向かう。西表は母の住む場所でもあった。島の人達との交流を通して癒されていくひろみ。主題歌「ティンジャーラ」を歌うのは神谷千尋。

赤いランプの終列車

1958年/日本/50分  8/20(土)〜9/2(金)

監督:小杉勇
脚本:関沢新一
出演:春日八郎、岡田眞澄、白木マリ、刈屋ヒデ子

 十年前の話。春日八郎はあるローカル線の車掌だった。芸能マネージャーの山野ユリと中村の二人と、切符の検札に行き知り合った。中村とユリは商売仇だ。近頃の中村はだらしがなく契約の前金を貰ってドロンをきめこんだりしている。昔はファイト満々のマネージャーとして売り出したものだが。ユリは彼に忠告せずにはいられないのだ。中村はショゲて帰京する途中、また八郎に会う。八郎は修学旅行の女生徒が迷子になったのを親切にめんどうを見てやった。
 歌がヒットしそれに伴って作られた映画です。歌のメロディーと共にお楽しみ下さい。

ギターを持った渡り鳥

1959年/日本/77分 8/20(土)〜9/2(金)

監督:斎藤武市
原作:小川英
出演:小林旭、浅丘ルリ子、中原早苗、渡辺美佐子

すかっとしたい人!!特に推薦(^_^)
 背中にギターを背負って函館に流れついた渡り鳥・滝伸次は、弱い者いじめが大嫌いな正義漢。彼は地元のボス・秋津に腕っ節を買われて用心棒として雇われる。そんなある日、 函館の町にジョージという男が密輸取引のために現われる。
 数ある日活アクション映画の中でも "日活西部劇"と呼ばれ大ヒットした小林旭主演の「渡り鳥」シリーズ第1弾。そのスタイリッシュな映像と小林旭のカッコ良さは、今でも色褪せていない。主人公・滝に想いを寄せるヒロイン・由紀には浅丘ルリ子が扮している。


透光の樹

2004年/日本/121分  9/3(土)〜9/16(金)

監督:根岸吉太郎
原作:高樹のぶ子
出演:秋吉久美子、永島敏行、吉行和子

 萩原健一の降板と恐喝事件でも話題になった問題作が沖縄のスクリーンで初公開されます。原作は谷崎潤一郎賞を受賞した純愛文学の傑作です。
 25年ぶりに古都金沢で再会した山崎千桐と今井郷のふたり。「私を買ってください」。25年前の想いがよみがえるふたりの間に燃え上がる愛情と訪れる悲劇。大人の愛のドラマを、ぜひ名護シアターのスクリーンでご覧ください。
モントリオール映画祭正式出品
アジア大平洋映画祭最優秀脚本賞受賞


リトル・バーズ  ーイラク 戦火の中の家族たちー

2005年/日本/102分 9/17(土)〜9/23(金)

監督:綿井健陽

 2005年香港映画祭・テサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品
 2003年3月20日。米英軍がイラクへの攻撃を開始。そのさ中、戦火に包まれるバグダッドから生々しいレポートを送り続けた綿井氏の姿は、ニュース23など多くの報道番組で伝えられました。この映画は綿井氏の1年半に及ぶイラク取材の記録をまとめたドキュメンタリー作品です。テレビや新聞が伝えなかったイラク戦争の真実、イラクの人々の暮らしや犠牲になった子ども達の姿、イラクの住民や米軍兵士の生の声を、ぜひ自分の目で見て、聞いてください。天国で小鳥になった子ども達の声を。


恋に落ちる確率

2003年/デンマーク/92分 9/24(土)〜10/7(金)

監督:クリストファー・ボー
出演:ニコライ・リー・カース、マリア・ボネヴィー、クリスター・ヘンリクソン

 かわいいガールフレンドがいて、友達に囲まれ、コペンハーゲンの街で楽しく日常を送っていたアレックス。 ところがある日、美しい女性に出会い恋に落ちた瞬間から、アレックスの周囲に不可解な変化が起きる。住み慣れたアパートの部屋が忽然と姿を消し、親しい友人やガールフレンドさえ、アレックスのことなど知らないと言うのだ。
 新しい恋と引き替えに“不思議の国”へと迷い込んでしまったアレックス。運命の恋を手にするためには、全てを失わなければならない。果たしてアレックスは、全てを賭けて彼女だけを選ぶことができるのか?



○上映の記録○

6月18日〜7月1日に上映された、第10回やんばる名画同好会推薦作品「ひめゆりの塔」は、247人の方がご覧下さいました。

−アンケート・掲示板の感想より−

ひめゆりの塔

●古臭い感じの映画なのかと思ったら、全然そんなことはなかった。場面の1つ1つの人物の描写がとてもリアルな感じがした。沖縄戦やひめゆりのことは、よく知っているようで知らなかった。いろんな所で再上映してほしい。

乳母

●乳母と男性の繊細なやりとりにドキドキした。しっとりと心に染み込んでくる様な映画だった。


○名護シアター20周年記念の報告○

 名護シアター開館20周年記念パーティーが7月17日(日)午後8時から同館名護シアターで持たれました。30名ほどの方々が集まり、20周年の記念を感慨深くお祝いしました。参加者の多くは、名画同好会会員や館長又吉さんの長年の関わりのある映画関係者の方たちでした。  会では、ひとりひとりに、映画館とのかかわりの思い出を語っていただきました。参加者の多くから映画館が今後、末永く続いてゆくようにという願いがだされました。会員の有志のギター演奏。館長自らの三線の演奏。また館長の友人の三線の演奏と華やかな出し物もあり、会は、夜もふける10時頃かちゃーを踊り閉幕となりました。

<お知らせ>やんばる名画同好会の新規入会受付と更新手続きの中止について

 現在、やんばる名画同好会では、新規入会の受付と現会員の更新手続きを停止しています。その理由について説明します。
 名護シアター館長の又吉さんより会に対して、今年いっぱいで名護シアターの営業を終えたいという意向が伝えられています。又吉さんとしては、映画への情熱はあるものの、65歳になって体力的な限界があり、残りの人生を琉球古典音楽に打ち込みたい、ということです。来年以降に関しては、営業を引き継ぐ人がいれば名護シアターを譲ってもいいということで、現在、映画館の存続のために努力と模索を続けているところです。
 やんばる名画同好会は、名護シアターの存続と発展を手助けすることを目的として結成されましたが、このような現状を前にして、今後の会のあり方については、臨時総会を持ち、会員全体の話し合いで決定する予定です。それまでの間は、先行きが不透明なこともあり、新規会員の受付や現会員の更新に関して停止することを、運営委員会で話し合い決定しました。
 今後、総会の呼びかけがなされると思います。ぜひ多くの会員が総会に参加され、今後の会のあり方について意見が交換されますよう、よろしくお願いします。

■編集後記■名護シアターも20周年を迎えた。今後が気になるところだが、まずは名護の地にあって今に至るまで映画館の灯がともされ続けてきたことに感謝したい。映画に情熱を燃やして来られた館長の又吉さんと奥様にこの紙面を借りて同好会一同ご苦労様と言いたい。今後も健やかに、映画と共に歩んでゆきましょう。(k.y)

やんばる名画同好会のホームページ
http://yanbarumeiga.infoseek.ne.jp/