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沖縄本島北部唯一の映画館「名護シアター」を応援する

やんばる名画同好会


やんばる名画同好会会報

名画座

第12号 2005.10.1 発行


「闘牛に賭ける男」「霧笛が俺を呼んでいる」「世界で一番醜い女」

やんばる名画同好会第12回推薦作品

コウノトリの歌


監督:ジョナサン・フー/グエン・ファン・クアン・ビン
出演:ドー・ハイ・イエン/ファム・ジア・チー・バオ
2001年/ベトナム・シンガポール/99分

なぜ私は生き残ったのか‥‥

 2000年、サイゴン解放25周年を翌日に控えにぎわうハノイの街。ベトナム人映像作家、トラン・バン・チュイは従軍カメラマン時代に出会った若き兵士たちの顔を思い出していた。
 ベトナム解放軍のキャンプで訓練を受ける若者たち。地方出身のマンは、左右の区別がつかない。そんなマンの左足首に赤いヒモを巻いて教えてやるメイ。恋人を残して入隊してきた詩人のバン。隊長は彼に3週間の休暇を与え、パンは結婚式を挙げる。
 そして部隊はホーチミンルートに沿ってジャングルを徒歩で南下していくが…。

ベトナム側から描かれた戦争の真実

 ドキュメンタリーとフィクションが見事に融合した人間ドラマ。実際従軍カメラマンとして戦地に赴いたトラン・バン・チュイが、若きベトナム兵士たちの流した血や涙の意味を問う。 今まで『地獄の黙示録』など、米国の視点でしか描かれなかったベトナム戦争の真実を、ベトナム側から初めて描いた意欲作。

ベトナム原産の鳥、コウノトリ

 頻繁に水田でえさを求める優雅なコウノトリは、夏の収穫期に毎日耕作するベトナムの農民たちの象徴的な存在。この映画は人生の旋律であり、生き抜くために必死だった人々の内面を見つめ、そして空ではばたくコウノトリの純粋な美しさを歌い上げた作品である。


10/22(土) 〜11/4(金)
上映開始 14:00/16:15/18:30
名護シアターにて上映
前売券 900円/取扱い:名護シアター、コープおきなわ各店、ブックボックス名護店

名護シアター 充実の上映作品

※上映時間は、当日の新聞をご覧になるか名護シアターへお問い合せ下さい。
※上映予定は都合により急遽変更になる場合がございます。

闘牛に賭ける男

1960年 / 日活 / 97分   10/8(土)〜21(金)

監督:舛田利雄
出演:石原裕次郎/北原三枝/エリザ・モンテス/二谷英明/芦田伸介

 大々的なスペイン・ロケによる石原裕次郎・北原三枝共演のメロ・ドラマ。闘牛興行を日本で開催することに命を賭ける男の物語。
   舛田利雄監督のメリハリのきいた演出にスペイン・ロケが効果的に生かされている。裕次郎と北原三枝の共演は、二人の結婚によりこれが最後となった。
 財閥の娘・冴子(北原)は、スペイン料理店で闘牛の招へいに失敗した新聞社の事業部員・北見徹(石原)に会い、惹かれるものを感じた。冴子と北見は婚約したが、北見の新事業は失敗し、彼は闘牛に命を賭けるため冴子のもとを去る。北見は興行界の大立者ガリエゴを追う。

霧笛が俺を呼んでいる

1960年/日本/79分  近日上映

監督:山崎徳次郎
出演:赤木圭一郎、葉山良二、芦川いづみ、吉永小百合、天路圭子

 船のエンジンの故障で陸に上がることになった航海士が旧友を訪ねてみると、 彼は2週間前に港で溺死していた…。
 イギリス映画「第三の男」を下敷きにし、 むせぶような霧の中でミステリアスな事件が展開する本作。舞台を霧につつまれた港町に限定することで、 赤木圭一郎と芦川いづみの淡い恋と、 ミステリアスな物語の展開がいっそう際立っている。21歳の若さで夭折した赤木圭一郎、 そして日活娯楽アクションの代表作である。
●サスペンスが好きなかたお薦めです。

世界で一番醜い女

1999年/スペイン/109分 近日上映

監督:ミゲル・バルデム
出演:エリア・ガレラ/ロベルト・アルバレス/へクター・アルテリオ

 1982年1月1日。病院で世界一醜い赤ちゃんが生まれた。名前はローラ・オテロ。両親や親戚からも見捨てられ、カトリックの孤児院で育てられるが、そこでも執拗なイジメを受けた。
 時は移って西暦2011年の正月。マドリッドの養老院で82歳の老女が殺される。捜査を担当する刑事は、元人気モデルのローラ・オテロが事件に深く関わっていることを確証するのだが……。
★ラブストーリー、SF、サイコサスペンス、コメディなど、いろいろな要素がふんだんに盛り込まれたパエリアのような映画です。人間の幸せとは何かをちょっと考えさせてくれる映画かも?


名護シアターの情報はこちらからも

会報「名画座」の他にもいろいろあります。

やんばる名画同好会のホームページ

(パソコンに対応)
2003年秋の同好会発足直後から開設されているホームページ。おかげさまで これまでに延べ7000人以上の方々にご覧頂きました。 《主な内容》
・今後の上映予定や、これまでの上映作品の紹介
・同好会会報「名画座」のバックナンバー
・新聞や雑誌等で紹介された名護シアター関連記事
・名護シアターの行事案内
http://yanbarumeiga.infoseek.ne.jp/

やんばる名画同好会の掲示板

(パソコン・携帯に対応)
ホームページの中にある掲示板。こちらは携帯などのモバイルにも対応しています。感想・耳寄り情報等、どしどし書き込みして下さい。

《主な内容》
・お勧めの映画
・名護のお勧めスポット
・映画の感想

《パソコン用》
http://jbbs.livedoor.jp/movie/3977/yanbarumeiga.html
《携帯用》
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/3977/

新聞(朝刊)の映画広告欄

「琉球新報」「沖縄タイムス」の朝刊にある映画広告欄に、名護シアターの当日の上映予定が掲載されています。

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観賞の感想

−アンケート・掲示板の感想より−

館のアンケートやホームページの掲示板で、ご意見・ご感想をお寄せ下さい

リトル・バーズ

●大手報道が撤退した後も命がけでイラクから映像を送っていた綿井さんの本当に伝えたかったことがつまっていました。あまりにも悲惨で、理不尽で、しかももっとひどくなっていてさらなるは、それに加担してしまっている自分のことについてとか・・・。
同時に手作りのイラクの報道記事などを集めた展示もしてあって、知らされていないことを知ることもできました。
ドキュメント映像ですが、映画という点でも凄いものだと思いました。

●質問に対して「しょうがねぇだろ、仕事なんだから」とでも言いたげな無言の米兵の表情も印象的。沖縄の基地にも居たのかな。

●映画に描かれているのは「普通の家族の肖像」ですが、戦場で、それが突然奪われている現実をまざまざと見せつけられた。

陽のあたる場所から

●この映画の原題は「Stormy Weather(嵐の天気、荒れ模様)」なんですね。極寒のアイスランドの風景と黄色い壁の好対照な映像が印象的ですが、嵐の様な現実の中で、陽のあたる場所を探し求める。何だか切ない映画でした。
医者に可能なのは、患者が生きて行くのを手伝うことだけ、というのは、そのとおりなんだろうと思います。


あゆみ続けて20年街に息づく映画館

県内未公開アート系作品/なつかしいあの名作/他館よりも安い料金で


■編集後記■県内で活躍する映像作家が沖縄発の映像産業創出を目指すプロジェクト「琉球カウボーイフィルムス」。制作中の3本のショートフィルムのうち1本に、実は某同好会のU氏も出演。公開は来夏とまだ先の話だが、今から楽しみ。(t.n)

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