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名護シアター




































































沖縄本島北部唯一の映画館「名護シアター」を応援する

やんばる名画同好会


やんばる名画同好会会報

名画座

第7号 2004.12.1 発行


◇名護シアター上映「誰も知らない」「ディ−プ・ブルー」「仮面ライダー・ブレイド/特捜戦隊デカレンジャー」

やんばる名画同好会第8回推薦作品
2002年カンヌ国際映画祭主演男優賞・エキュメニック賞特別賞受賞

ジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ監督
2002年
ベルギー=フランス
103分

息子のまなざし



 オリヴィエは職業訓練所で大工仕事を教えている。ある日、訓練所にフランシスという少年が入所してくる。少年院を出所してきたフランシスは、オリヴィエから大工仕事の手ほどきを受ける。
 やがて、オリヴィエに尊敬の念を抱き始めるフランシス。彼には少年を殺害したという過去があった。そして、その少年の父親がオリヴィエだった。
 少年犯罪の加害者と被害者、そして、その家族。心の奥に刻み込まれた苦悩を抱えて、人はどのように生きていくのか。カンヌで、世界各国で深い感動を与えた名作が、沖縄で初めて上映されます。
 監督のダルデンヌ兄弟は問いかけます。「聖者にならずに復讐を逃れることはできるのか。同じ人殺しを繰り返すというパターンを破るだけの力が人間にはあるのか……。」
 少年による犯罪が問題になっている今、この映画は人間の尊厳を私たちに改めて考えさせてくれるでしょう。ぜひご覧下さい。


12/11(土) 〜24(金)
上映開始 14:00/16:15/18:30
名護シアターにて上映
前売券 900円 /取扱い:名護シアター、コープおきなわ各店、ブックボックス名護店、ジュゴンの家、サウンド イン タナカ、名桜大学売店

名護シアター 充実の上映作品

※上映時間は、当日の新聞をご覧になるか名護シアターへお問い合せ下さい。
※上映予定は都合により急遽変更になる場合がございます。

誰も知らない

2004年/日本/141分     11/27(土)〜12/10(金)

監督・脚本:是枝裕和
出演:柳楽優弥/北浦愛/木村飛影/清水萌々子/韓英恵/YOU

 今年の日本映画最大の話題をさらった、柳楽優弥のカンヌ映画祭主演男優賞最年少受賞。その作品がやっと名護シアターに回ってきました。まだ観ていなかったやんばるの皆さん、お待ちどうさま。見逃した中南部の皆さん、すでに観た皆さんも、ぜひ名護シアターまで足をお運び下さい。ここで見逃すと、県内のスクリーンで観られないよ!
 東京都内の2DKアパートで母親と暮らす4人の兄妹。4人の父親はみな別々で、学校にも通ったことがない。ある日、母親がアパートから出ていって、誰にも知られることのない4人兄妹だけの生活が始まる……。

特撮ヒーロー2本立

2004年/日本    12/25(土)〜1/7(金)


「仮面ライダー剣(ブレイド)・ミッシングエース」
  時はすでに新ライダーたちの時代で、主人公である旧世代ライダーは新世代たちにバカにされ、相手にもされない。かつての仲間たちも、平凡な生活をおくっている。
しかし、主人公 剣崎一真ほか2名は、アンデッドを感じの悪い新ライダーたちにはまかせておけず、独自に捜査を開始するというストーリー。 ■小学生〜大人向け
「特捜戦隊デカレンジャー」
人々を奴隷にしてしまうウイルスをまき散らす宇宙のならず者たちが出現。その彼らが地球にやってくる。それを守るべく我らがヒーロー・デカレンジャーたち!地球を守れ!

ディープ・ブルー

2003年/イギリス=ドイツ/91分     1/8(土)〜21(金)

監督:アラステア・フォザーギル /アンディ・バイヤット
音楽:ジョージ・フェントン

製作7年、ロケ地200ヶ所、撮影7000時間。奇跡と執念の海洋ドキュメンタリー。
地球の表面積の実に70%を占め、膨大な生命を育む海。隊列を組んで海を渡りながらジャンプを競い合う、陽気なハシナガイルカ。まだ満足に泳げない子供のアシカを狙い、浅瀬まで乗り上げてきたシャチの決死の狩り、その残酷な結末。透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。外敵から身を守るため巨大な塊となって素早く逃げ回るイワシの大群と、海鳥やイルカ、サメの激しい攻防…。カメラは世界中の海を尋ね、あらゆる生物の営みを捉えていく。

○総会・懇親会の記録○

 やんばる名画同好会の総会が、10月24日(日)午後8時30分より名護シアターで行われました。
 同好会会長(内村)のあいさつと活動報告中間決算報告と今年度下半期の補正予算(宣伝強化のためのチラシ製作費用として2万円を広報費に追加)の承認がなされました。
 その後、懇親会をもち、その中で第8回目の同好会推薦の映画の検討会が行われ、候補作品を選びました。推薦作品は後日、配給会社と交渉の上「息子のまなざし」に決定しました。

会員掲示板

名画同好会会員更新のお知らせ

同好会の入会から一年経つと、会員カードの更新が必要となります。映画館で、手続きを、お早めにお願いします。(入会日は会員証の裏面をご覧下さい。)


上映リクエスト用の掲示板を映画館内に設置しました。

○上映の記録○

10月30日〜11月12日に上映された、第7回やんばる名画同好会推薦作品「神々の深き欲望」は、109人の方がご覧下さいました。

−アンケート・掲示板の感想より−

真珠の首飾りの少女

●美しい映画で、1枚の絵が描かれる瞬間に立ち会えた。美術館で絵を観ている感覚になれたのも、映画館ならではと言える。(30代)
●ステキな映画を、ありがとうございます。中世の欧州の世界へどっぷりひたれました。フェルメールの不思議な少女の肖像画の秘密が分かりました。(60代)
●すごく官能的でこうふんしました。また観たいです。彼氏と見たら盛り上がるかも。(20代)

神々の深き欲望

●多数のご都合が正義になって、都合の悪い人は排除される。残念ながら、現在でも充分通用してしまう映画だ。やっぱり今村昌平監督はすごい。(30代)
●非常に迫力のある映画だった。最前列で3時間たっぷりむかいあった。復帰直後の石垣島に、数年勤務で住んでいたので、景色を懐かしく楽しんだ。人間の原始的な迫力に圧倒された。(60代)

二十四の瞳

●予想したよりずっと、中身の濃い映画だった。次々と戦争に出て行き、また戦死して帰ってくる姿は、イラクに今行っている自衛隊の姿と重なった。サマワでいつ、砲撃で襲われるかもしれない隊員たち。早く戻してやりたい。(60代)
●特に、いま教壇に立っている先生方にぜひとも見てほしい映画です。本当のことを教えられなくなることの恐ろしさ、やりきれなさが、ひしひしと伝わって来ます。記念に撮った写真の、子供たちの表情が、とても印象に残った。(30代)

コラム 名画座の談話室vol.2

 “映画館で映画を見る醍醐味”というのはどういうことでしょうか。 私はただ単に作品だけを楽しむのではなく、上映時間を調べたり、映画館への往路の行程または、映画館に着いてからのロビーでの待ち時間、場内や他のお客さんの雰囲気などなど、あらゆる要素をひっくるめたものが“映画館で映画を見る醍醐味”だと思うのです。これらは家庭でビデオを見るときには決して味わえません!皆さんはどう思われますか?(古波蔵千尋)

※このコラムの原稿を募集しています。下記の同好会事務局までお寄せください。

■編集後記■やんばる名画同好会の活動が始まってから、はや1年になろうとしています。やんばるから映画館の灯を消したくない、そういう思いで集まった会員は300名を超しました。とても嬉しい数字ですが、その一方で、名護シアターの入場者数は厳しいままです。皆さん、映画の楽しみを名護シアターで味わいましょう。(S)

やんばる名画同好会のホームページ
http://yanbarumeiga.infoseek.ne.jp/