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名護シアター




































































沖縄本島北部唯一の映画館「名護シアター」を応援する

やんばる名画同好会


やんばる名画同好会会報

名画座

第9号 2005.4.1 発行


◇名護シアター上映「ニライカナイからの手紙」「ワンピース」「君の名は」「ニワトリはハダシだ」

やんばる名画同好会第9回推薦作品

オアシス


2002年/韓国/132分
監督/脚本:イ・チャンドン
出演:ソル・ギョング、ムン・ソリ


 2002年ヴェネチア国際映画祭で最優秀監督賞、新人俳優賞(ムン・ソリ)、国際批評家連盟賞を受賞した韓国映画の傑作『オアシス』が、沖縄で初めてスクリーン公開されます。見終わったあと、感動という言葉が軽く感じられるほどの深い想いが込み上げるはずです。
 常識通りに生きるのが苦手な心優しい青年ジョンドゥ。刑務所を出たばかりの彼が出会ったのは、脳性麻痺の女性コンジュだった。強引に迫るジョンドゥを拒絶していたコンジュだったが、やがて二人は純粋な愛を育んでいく。だが、「前科者」と「障害者」としか二人を見ないまわりの人達は、その愛を理解しなかった。そして、事件が起こり……。
 ムン・ソリの迫真の演技は息をのむほどで、韓国映画の力強さと奥行きの深さを実感させます。2004年「キネマ旬報ベスト10」外国部門第4位。


4/9(土) 〜22(金)
上映開始 14:00/16:15/18:30
名護シアターにて上映
前売券 900円/取扱い:名護シアター、コープおきなわ各店、ブックボックス名護店、ジュゴンの家

名護シアター 充実の上映作品

※上映時間は、当日の新聞をご覧になるか名護シアターへお問い合せ下さい。
※上映予定は都合により急遽変更になる場合がございます。

ニライカナイからの手紙

2005年/日本/    3/26(土)〜4/8(金)

監督:熊澤尚人
出演:蒼井優、平良進、比嘉愛未、南果歩、かわい瞳、前田吟、金井勇太、斎藤歩

〜すり切れた手紙を抱きしめて、少女は大人になった〜
 竹富島を舞台に、爽やかな涙を溢れさせる忘れられない名作の誕生です。
 涙を必死にこらえながら船着き場で母を見送った6歳の時からずっと、風希と母をつなぐものは、毎年誕生日ごとに送られてくる一通の手紙だけだった。
 辛いとき、悲しいとき、苦しいとき、寂しいとき、いつも風希を励まし、元気づけてくれたものは、見知らぬ東京から送られてくる手紙。
 映画「ニライカナイからの手紙」は、母と娘、そして郵便局長である祖父、3世代を繋いだ心の絆の物語。

ワンピース オマツリ男爵と秘密の島

2005年/日本     4/23(土)〜5/6(金)

監督: 細田守
出演: 田中真弓 、岡村明美

「偉大なる航路=グランドライン」を走り抜けるゴーイング・メリー号。その時、ルフィが大海原に漂うガラスのビンを発見。ビンの中には、花やら宝箱やらムツゴロウやらの絵が楽しげに描かれたオマツリ島の地図が!地図と一緒に入っていた手紙には、『あなたはグランドライン一億人の中から選ばれた幸運な海賊です』と書かれていた。胡散臭さ爆発の手紙にスッカリ引き気味の仲間たち。だが、ルフィはキラキラと目を輝かせて完全に冒険モード。こうなったら止められない。いざ、オマツリ島へ!全速前進ッ!!
 一日限りの上映です。お見逃しなく。

君の名は

1953年/日本/     5/7(土)〜5/20(金)

監督:大庭秀雄
脚本:柳井隆雄
出演:佐田啓二、岸恵子、淡島千景、月丘夢路、川喜多雄二

 君の名はと たずねし人あり
 その人の 名も知らず
 今日砂山に ただひとりきて
 浜昼顔に きいてみる
 『愛染かつら』に続いて名護シアターがおくる懐かしの名画です。1952年(昭和27年)にNHKラジオで放送され、人々をラジオの前に釘付けにした『きみの名は』。映画では主人公、真知子と春樹を岸恵子、佐田啓二という当代きっての美男美女が演じ、大ヒットしました。東京大空襲の夜に偶然出会い、数寄屋橋の上での再会を約束して別れた真知子と春樹。韓国ドラマ真っ青のメロドラマの超大作をスクリーンで見るチャンス!

ニワトリはハダシだ

2003年/日本/114分   5/21(土)〜6/4(金)

監督:篠原誠
出演:原田芳雄、倍賞美津子
   肘井美佳、石橋蓮司
   余貴美子、加瀬亮
   浜上竜也

 知的障害を持つ少年サムは、潜水夫の父・守と2人暮らし。在日朝鮮人の母は、サムの教育について父と意見が合わず、妹の千春を連れて近所の実家へ帰っている。
 京都の舞鶴を舞台に、家族のドラマが展開する感動のドラマ。監督は『男はつらいよフーテンの寅』や『時代屋の女房』の重鎮、森崎東。サムの両親には原田芳雄と倍賞美津子。教師役の肘井美佳、新米刑事を演じる加瀬亮などの若手と、脇を固める石橋蓮司、余貴美子、岸部一徳や柄本明などのベテランが顔をあわせる。
 不条理な社会のなかで逞しく生きる人々の姿をユーモラスに描き、ご都合主義の社会を厳しく風刺する秀作。

○上映の記録○

12月11日〜24日に上映された、第8回やんばる名画同好会推薦作品「息子のまなざし」は、290人の方がご覧下さいました。

−アンケート・掲示板の感想より−

北の零年

●各々の場面でやはり涙が流れました。人は自分の涙で自分の心も洗われるといいます。主演の吉永小百合さんはじめ、すばらしい役者がそろい、本当に魂をゆさぶられる作品でした。今度は妻と二人で鑑賞したいと思います。(50代)

犬と歩けば

●主人公の「ダメ男」ぶりがステキ!その不器用な行動に、映画を観ながら思わず「やめとけよ」と言いたくなる。作品全体に素朴で押さえた丁寧なタッチで描かれ、セラピー犬のもの静かな存在感がひき立っていたと思う。(30代)

会員掲示板

広げよう、映画観賞の輪

北部に映画の灯を灯し続けよう。そうした思いから名護シアターがオープンして今年で20年。やんばる名画同好会の発足から1年半。名護シアターでの名画観賞や、同好会への入会に、あなたのご友人、お知り合いの方をお誘い下さい。会員になると、会報「名画座」や映画のチラシが届くほか、名護シアター料金割引きなどの特典もあります。


○コラム 名画座の談話室vol.4『映画を観ながら…』○

 病院の不甲斐ない息子を巡って、看護婦と資産家の娘のどちらと結婚するかと言う恋愛映画です。病院のために資産家の娘と結婚してほしいという周りの圧力があります。しかし息子は「病院の犠牲になりたくないときっぱり宣言します。
 看護婦はその立場や、亡夫の子供の事で身を引こうとします。片思いに終わった、アメリカ帰りの資産家の娘は、看護婦に対して「自分の思いを諦めないで貫くこと」を勧めるのです。
 この映画は昭和13年に作られました。12年に日中戦争があり14年には「映画法」が交付され脚本の事前検閲、ニュース映画の強制などが行われています。 そのような中、恋愛という形で、個人の幸せは大切だと公にした映画だと言うことで、価値ある映画ではないでしょうか。

※このコラムの原稿を募集しています。下記の同好会事務局までお寄せください。

■編集後記■桜坂シネコン琉映の閉館が決まり、沖縄からまた映画館の火が消える。時代の流れとはいえ、国際通り周辺からほとんど映画館がなくなるのは、寂しい限りだ。ビデオショップで借りられる作品も増えた。それでも、スクリーンでしか味わえないものがある。みんなで名護シアターの灯を灯し続けましょう。(s)

やんばる名画同好会のホームページ
http://yanbarumeiga.infoseek.ne.jp/